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「職場より家庭がストレス?」2

2018年06月26日

 ジェントルマン at 09:00  | 誠晴會だより
日経ビジネスon line より(一部省略)
「職場より家庭がストレス?」 最新研究の驚くべき結果 2
働き方だけでなく、新しい家族のあり方も考えたい
河合 薫
2014年6月10日(火)



職場はホッとできる場所?
 まずは、この論文のタイトルは「もはや、家庭ではなく、職場がホッとできる場所? ホックシールドが提唱した、「時間の板挟み状態(Time Bind)」を、客観的なストレス指標によって再検証する」といった感じになる。
 Time Bindとは、「共働き家庭の壮絶な忙しさと、心の葛藤」を意味し、米カリフォルニア大学名誉教授のホックシールドが、1997年に、著書の中で、初めて使ったもの。副題に「職場と家庭の逆転現象」なんて刺激的なタイトルをつけたこともあり、全米で一大センセーショナルを巻き起こした。
 「家族が一番」と考えながらも、「仕事との関係性を深めていく」いう、実に興味深い人間の心理に、多くの人たちが共感したのだ。

ホルモンの値でストレスを客観的に評価
 その「職場と家庭の逆転現象」を、ペンシルベニア州立大学の研究チームは、次のリサーチクエスチョンのもと、再検証した結果、以下の事柄が明らかになったのである。
※調査対象は、無作為に抽出された、米国北東部の中堅都市に住む、18歳以上の男女122人(女性75%、男性25%)。いずれも、自宅以外で週5日間就労するフルタイム労働者。
(1)性別、既婚・未婚、子どもの有無に関係なく、職場にいるときのほうが家庭にいるときより、コルチゾール値が低かった。
(2)既婚者を、「子どものいる人」と「いない人」に分けて分析した結果、どちらも「職場」のコルチゾール値の方が低かったが、子どものいるグループでは、その差が小さかった。
(3)男性と女性に分けて分析した結果、どちらも「職場」でのコルチゾール値の方が低かったが、女性が「職場」でポジティブな気分を感じていたのに対し、男性は「家庭」だった。
(4)収入を高中低の3つのグループに分けて分析した結果、すべてのグループで「職場」のコルチゾール値の方が低かったが、収入が高いグループでは、その差が小さかった。

家の仕事は報いが少ない?
 これらの結果を受け、研究グループのリーダーであるダスマク准教授は、次のようにコメントしている。
「職場にいるときのほうが家庭にいるときより、コルチゾール値が低いという結果は、ホックシールドの仮説と一致するものである。また、それがワーキングマザーだけでなく、未婚者や男性にも示されたことは、『働くことは健康をプラスに導く』とする従来の理論を、裏付ける結果と解釈できる」
 「職場の仕事が有償であるのに対し、家庭の仕事は退屈でそれほど報いのあるものではない。それが、家庭のストレス度を高めている可能性は高い。特に女性は、家事や育児をより多く担っている分ストレスも多く、職場にいる方がホッとできるのだろう」
続く。
  


「職場より家庭がストレス?」1

2018年06月19日

 ジェントルマン at 09:00  | 誠晴會だより
日経ビジネスon line より(一部省略)
「職場より家庭がストレス?」 最新研究の驚くべき結果 1
働き方だけでなく、新しい家族のあり方も考えたい
河合 薫
2014年6月10日(火)



「家庭より、職場の方が、ストレスがない?」――。
 こんな衝撃的な研究結果が、先日、米ペンシルベニア州立大学の研究チームにより明らかにされた。ストレスホルモンと呼ばれる“コルチゾール”が、家庭にいる時の方が恒常的にかなり多く分泌されていたのである。しかも、この傾向は、・性別
・婚姻の有無
・子どもの有無
・職務満足感の高低に関係なく認められ、さらに、より多くの女性が、「家庭にいるときより、職場にいるときのほうが、ハッピーな気持ちだわぁ~」と答えたのだ。
 ちなみに、論文が掲載されたのは、人類学、経済学、地理、心理学、社会学、疫学の視点から、健康の社会科学研究、社会の政策、社会学と医療業務、政策などを扱う世界的にも権威ある国際ジャーナル。
「それってアメリカ人だけの話なんじゃない? 僕は断然、会社の方がストレス」と、真っ向から異を唱えた人もいれば、
「わかるわぁ~!! だって家に帰ると、あれやって、これやって、ひっきりなしに女房に言われて、正直、疲れる」
「ダンナが家事を手伝ってくれないと、確かに、ストレス溜まるよね~」
「っていうか、仕事は論理的に考えれば、なんとか解決できるけど、家庭の問題って、なかなか思うようにいかないからなぁ……」
「でも、結婚していない人でも、家庭のほうがストレスってどういうこと? あ~、でも、うん、なんかちょっとだけ分かる気がするわ~。1人でテレビ見ながらコンビニ弁当食べてるときなんて、異常に虚しくなるし~」
 などなど、「なんとなく分かる~~」派も多かったに違いない。
確かに、仕事は大変だし、ストレスはある。でも、家庭が常にくつろぎの場とは限らない。家族が煩わしくなることもあれば、テレビに話しかけている自分にゾッとし、落ち込むこともある。共働き世帯では、家庭が戦場と化すことだってある。
 なんせ、仕事に疲れ切って家に帰った途端に、“セカンドシフト(第2の勤務)”が始まるのだ。
 やれ、食事の準備だ! それ、皿洗いだ! ほれ、ゴミ捨てだ! 子どもの宿題だ! っと、限られた時間で、次々を“勤務”をこなさなければならない。
 「家庭の時間を大切にしたい」という気持ちと、「ゆっくり1人で休みたい」という願望が、入り乱れる。家事や育児に不慣れな男性たちは、「仕事してる方が、性に合ってるかも」などと自己嫌悪に陥り、多くの家事を任されている女性たちは、「もう無理」と逃げだしたくなる。
 家庭は大事。家庭は大切にしたい。でも………。そんな葛藤に、心と身体が悲鳴を上げるのだ。
 そこで、今回は「家庭のストレス」について、研究結果をもとにあれこれ考えてみよう。
職場はホッとできる場所?
 まずは、この論文のタイトルは「もはや、家庭ではなく、職場がホッとできる場所? ホックシールドが提唱した、「時間の板挟み状態(Time Bind)」を、客観的なストレス指標によって再検証する」といった感じになる。
 Time Bindとは、「共働き家庭の壮絶な忙しさと、心の葛藤」を意味し、米カリフォルニア大学名誉教授のホックシールドが、1997年に、著書の中で、初めて使ったもの。副題に「職場と家庭の逆転現象」なんて刺激的なタイトルをつけたこともあり、全米で一大センセーショナルを巻き起こした。
 「家族が一番」と考えながらも、「仕事との関係性を深めていく」いう、実に興味深い人間の心理に、多くの人たちが共感したのだ。

ホルモンの値でストレスを客観的に評価
 その「職場と家庭の逆転現象」を、ペンシルベニア州立大学の研究チームは、次のリサーチクエスチョンのもと、再検証した結果、以下の事柄が明らかになったのである。
※調査対象は、無作為に抽出された、米国北東部の中堅都市に住む、18歳以上の男女122人(女性75%、男性25%)。いずれも、自宅以外で週5日間就労するフルタイム労働者。
(1)性別、既婚・未婚、子どもの有無に関係なく、職場にいるときのほうが家庭にいるときより、コルチゾール値が低かった。
(2)既婚者を、「子どものいる人」と「いない人」に分けて分析した結果、どちらも「職場」のコルチゾール値の方が低かったが、子どものいるグループでは、その差が小さかった。
(3)男性と女性に分けて分析した結果、どちらも「職場」でのコルチゾール値の方が低かったが、女性が「職場」でポジティブな気分を感じていたのに対し、男性は「家庭」だった。
(4)収入を高中低の3つのグループに分けて分析した結果、すべてのグループで「職場」のコルチゾール値の方が低かったが、収入が高いグループでは、その差が小さかった。

家の仕事は報いが少ない?
 これらの結果を受け、研究グループのリーダーであるダスマク准教授は、次のようにコメントしている。
「職場にいるときのほうが家庭にいるときより、コルチゾール値が低いという結果は、ホックシールドの仮説と一致するものである。また、それがワーキングマザーだけでなく、未婚者や男性にも示されたことは、『働くことは健康をプラスに導く』とする従来の理論を、裏付ける結果と解釈できる」
 「職場の仕事が有償であるのに対し、家庭の仕事は退屈でそれほど報いのあるものではない。それが、家庭のストレス度を高めている可能性は高い。特に女性は、家事や育児をより多く担っている分ストレスも多く、職場にいる方がホッとできるのだろう」
続く。
  


2018 FIFA ワールドカップ パブリックビューイング開催

2018年06月09日

 ジェントルマン at 09:00
2018 FIFA ワールドカップ ロシア
パブリックビューイング開催
日本代表 VS コロンビア代表

入場無料
フード、ドリンク販売あり

2018年6月19日(火)
開場:20:00
キックオフ:21:00(予定)
終了:23:00(予定)

場所:ブレイズ株式会社わいわいコンテナin鹿島




  


首尾一貫感覚(Sense of Coherence: SOC)2

2018年06月05日

 ジェントルマン at 09:00  | 誠晴會だより
では、どのようなヒトが、そうでないSOCが高い人で、どのようにそれを身に付ければいいのでしょうか?下記します。

1)把握可能感を高める
把握可能感とは自分の置かれている、あるいはおかれるであろう状況をある程度予測でき、また理解できる感覚のこと。自分を客観視できる能力のこと。空気を読める能力、共感能力、周囲や将来を見通せる能力のこと。これは「直面した困難な状況を、秩序だった明確な情報として受け止められる感覚」といえます。この能力を育むためには辛い状況を理解したうえで、目をそらせることなく、先々を見通すよう努力し続けなければいけないのです。
この感覚を培うには、家族内での生活習慣が大切になります。永続感と家庭内習慣形成です。これは小児科のBoyceが提唱しています。子供のころから、朝起きて「おはよう」ということ、家族がそろって食事をし、食事前には「いただきます」ということ、寝る前に歯磨きをして、トイレに行って、「おやすみなさい」ということを、日々。普通に繰り返すことが大事なのです。これにより、世の中の出来事は安定して続くものだと見なせる感覚=永続感が強まるのです。
他人を真似することも重要です。真似する神経であるミラーニューロンはサルがアイスクリームを食べる人を見たときに活動した脳内電位の動きから発見されたものです。他人が何かを食べること!!を見ることから、食べる=最低限は生きることが可能になり、それは共感能力や、空気を読む力を育み、自己を客観視できるようになります。最終的には社会性を高めるのです。家族で食卓を囲むというのがどれだけ大事か!!ここでも示されます。

2)処理可能能力を高める
処理可能能力とは「何とかなるさ」「どうにでもなるんじゃないかな?」という感覚のことです。「やればできる」と思える感覚です。成功体験の積み重ねが重要な因子といわれています。成功をおさめた時に状況を正確に分析し、「この成功には自分はどれだけ寄与している」という分析も大事です。自己を卑下する性格者では成功体験も負の要素を持つことがあります。成功したのに「たまたまそうなっただけ」と自己評価を下げたり、「~~の助けがあったからできたのであって、自分だけでは絶対にできない」と認識するとせっかくの成功体験の有用性も薄らぎます。ただし、全ての結果が自分の努力の賜物であるという認識より、奥ゆかしい認識の方が多少はましな結果が得られるでしょうが…。
また、処理可能能力とは生活の中で立ち向かってくるストレッサ―に向かって、ありとあらゆるものを動員し、利用し、周囲の協力を仰ぎ、それらを有効に活用しうまく対処する自信を持っていることも指します。内田樹氏はブリコラージュと表現します。これは、自立という言葉で置き換えられます。自立している人とは決して一人で何でもこなす人を指しているのではなく、ありとあらゆる周囲の人や環境や財力や知的財産や遺伝的優位性や社会的ポジションなどを有効活用し、それらの力を自分のために引き出せる能力と人間力をもつ人のことです。そう考えると成熟しないと自立できるものではないですね。処理可能能力とは、そのうえで、先を見越し、「気軽に」「明るい」将来を展望できる感覚を指します。

3)有意味感をもつ
有意味感とは、ストレッサ―への対処のしがいも含め、毎日に生きがいや、仕事にやりがいを感じられる能力のことです。どんなに辛いことにあたっても、何らかの意味を見出し、突破する気概をもつ感覚ともいえます。
これを育むには、与えられた課題や仕事で、「自分には無関係だ」「自分の領域ではない」「無意味な仕事だ」と思えるようなものでも、「将来、何かしら役に立つ」と思って、積極的にこなしていくという努力が要されると考えられています。もちろん、その努力には、時間的、能力的限界が、個々人によって違ってくるでしょう。
一言で言って「修行」ですね。流れに乗りながら、自分に振られた課題には、流れの中の一時期において最大限に努力するということでしょうか?実際、実行するのは、難しいと思います。
そのためか、この有意味感は上の2つの感覚より重要とみなされています。つまり、有意味感を持ってさえいれば、把握可能感や処理可能感は後からついてくると言われています。

 生きてしまったということは死へ向かい始めたということです。それは「生老病死」と表現されます。そこに「楽」はありません。「生きる」とは、苦しむことです。四苦八苦が生きることです。さまざまな困難に苦しみながら生きていくしかないのです。しかし、その困難に立ち向かうことが上手な人、下手な人がいます。どうせ、生きなきゃいけないなら、上手な人がどのような思考回路で、問題に当たり、どのようにすればそのポジティブシンキングへとたどり着けるのか?を知っておいて損はないでしょう!!

いつものように、このまとめは、自分自身へ言い聞かせるために書き上げたものです。